ちびとママのおへそ

こどものころ、何かを持っていると安心するってことがあったと思う。

私の場合はピンクの毛布。他人がみたらぼろ雑巾にしか見えない状態になっても大事に抱きしめていたらしい。

妹は豚のぬいぐるみ。これまたぼろぼろになってもずっと持ってたなー。

で、うちのちび。うちのちびはものを持つことによって安心感を得るということはないみたい。
しまじろうのぬいぐるみも「一緒にねんねするー」と言ってたわりには、数分後にはソファーに置き去り状態になっていることがほとんど。毛布にいたっては、毛布をかけて寝ること自体が嫌い(笑)

そんなちびが触って安心するのが、私の「おへそ」。夜ねるときは必ず添い寝で私のおへそをほじほじしながら寝るのが好きみたい。普通におきているときも、「マミー、おへそ~」と言っておへそを触ってにっこり。

夜中に怖い夢でおきたときなんかは、ほぼ無意識にごそごそ私のおへそを探してほじほじ。見つからないと泣く。

そういえば、旦那のめいっこは母親の「耳たぶ」が安心ポイントだったなー。彼女もミルクを飲むとき、寝るときは、母親の耳たぶを触りながらリラックスしてたっけ。一度めいっこが寝ている間、私が母親代わりに添い寝してたことがあったけど、耳たぶを触ってママと違うことに気づいたのかおお泣きされたっけ。

うちのちびもおへそは私のじゃないとだめみたい。たまに旦那のおへそを探りにいくけど、さわり心地が悪いのか、私にすぐ戻ってくる。そりゃあ私のお腹は贅肉たくさんでふわふわしてるからさわり心地はいいだろうよ。

でも、あれかな。お腹の中にいたとき、へその緒で繋がってたから、今でも安心するのかなー。なんて、勝手に母子の絆を実感してしまう私なのであった。(本人はたぶんそんなこと思ってないだろうけど)。